2011年5月22日日曜日

御礼とご報告


5月21日のLanguage Cafeに、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。皆様からいただきました募金は、合計16,110円となりました。全ての募金は、Bazaar Cafeを通して、被災者生活支援長田センターに募金され、現地での支援活動に活かされます。
当日は、至らない点も多くあったかと思います。些細なことでも結構ですので、お気づきの点等、アドバイスいただけます様お願いいたします。

Thank you for coming to the 'Language Cafe' and your warm-hearted donation. We could raise founds of total JPY16,110. It was subscribed to 'Hisaisya Seikatsu Sien Center Nagata (The suffers life support center Nagata)' through Bazaar Cafe. Our donation is used for the helping people in Tohoku.

2011年5月20日金曜日

Language Cafe Schedule on 21st (21日のスケジュール)

Language Cafe おしゃべりできる外国語のスケジュールは次のとおりです。(5月20日 13:00)
予定は変更される可能性があります。ご了承ください。

英語 English        13:30 - 19:00
フランス語 French  13:30 - 19:00
スペイン語 Spanish  13:30 - 15:00
トルコ語 Turkish    13:30 - 16:00
ポルトガル語 Portuguese  17:30 - 19:00
イタリア語 Italian   18:30 - 19:00
ポーランド語 Polish 18:00 - 19:00
日本語 Japanese  13:30 - 19:00

2011年5月19日木曜日

Language Cafe  東日本大震災チャリティイベント

募金を300円するなら、ついでに外国人と外国語の練習をしませんか?というイベントです。

私たちは、それぞれ京都で勉強したり、働いている外国人のグループです。震災以降、私たちに何ができるか考えてきました。そこで、外国語の会話練習を通して、募金を募りたいと思います。 
初心者大歓迎。気軽に会話を楽しみに来てください。お会いできるのを楽しみにしています。 

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、などで、マンツーマンの会話の練習ができます。(ご希望の言語があれば、事前にお問い合わせください。) 

日時: 2011年5月21日(土) 13:30-19:00 
場所: Bazaar Cafe (京都市上京区烏丸今出川上ル岡松町258 ) 
http://www.oideyasu-kyoto.com/01gourmet-01/002-bazaarcafe.html
レッスン料(募金): 15分300円 (延長可能)  
恐れ入りますが、カフェにチャージ料として、お一人様100円をお願いいたします。かわりに、カフェで100円分として使用できるクーポンをお渡しいたします。高校生以下の方は、チャージ無料です。  
問い合わせ: yuco@nobuhara.org (代表は、Anne-Lise、yuco) 

私たちは、小さいグループですが、まずはできそうなことがはじめよう、と思っています。 
レッスン料としていただきました募金は全て、Bazaar Cafeを通じて、阪神大震災の時に設立され、現在は東北地方の支援を行っている「被災者生活支援長田センター」に寄付されます。 
「被災者生活支援長田センター」 http://www.nagata-center.net/ 

出会えたら、いいな。

私のアメリカ行きは、夫の仕事の都合でした。 夫が仕事に行っている間、私は、ピッツバーグ大学の外国人のための英語コースに入り、また地元のNPO法人の運営する外国人のための英会話教室に通いました。
おもいがけず、もう一度、学生気分を味わうこととなり、そこでできた友達とは、一緒に勉強したり、遊びに行ったり、何時間もカフェでおしゃべりをするようになりました。とても素敵な友達に恵まれたアメリカ生活。彼らは、私同様に「アメリカに来た外国人」でした。スペイン人、韓国人、ルーマニア人、ウクライナ人、中国人、等等。その一方で、3か月経っても、お互いの名前をしっているアメリカ人は「英会話の先生」だけでした。
仕事もしてない、子どももいない、いろんな理由があるとは思いますが、そもそも「出会う」きっかけがありませんでした。そのときに、外国人が地元の人と友達になるのって、実は難しいんだな、と強く思ったものです。正直、ちょっとさみしかったです。アメリカにいるのに、知ってる地元の人がいないんだな、って。

これと同じようなことが、京都に住む外国人にもあるといいます。京都国際交流協会の掲示板には、日本人の友達を探す外国人、外国人の友達を探す日本人からのメッセージがたくさんあります。 そういう人たちも、多く参加してくれたらいいな、と思います。
今回は、チャリティイベントというかたちではありますが、同じ京都に住む人として外国人が、地元の人と、まずは知り合いになるきっかけになったらいいなって思っています。


ボニーのこと

アメリカでのこと。
帰国直前に、最後に図書館ではたらくボニーに「さよなら」を言いに会いに行きました。
彼女は、私の日本の家族が大丈夫かきいてくれて、気をつけて帰ってね、と言いました。
恥ずかしいことですが、私は、すっかり、「大地震の国から来た子」という扱いに慣れていたんだと思います。ちょっとでも心配をすくなくしようと、なにか冗談を言って、私は彼女を笑わせようとしました。けれども、彼女の表情は硬いままで、「わたしの友達が仙台にたくさんいるの。まだ、連絡のつかない人がたくさんいる。。。。」と言いました。

ボニーは、数年前に、JETプログラム(海外の若者に日本で働きながら、日本文化の理解や国際交流の機会をもつ日本政府主催のプロジェクト)で来日し、2年間、気仙沼の中学校で英語の先生として働いていました。(ETプログラムで来日していた外国人もこのたびの震災で亡くなっているそうです。心よりご冥福をお祈りします。)

ただ単に、大きな災害が起きたことに同情を寄せてくれてる、というのではなく、海外にもこうしてショックをうけている、傷ついている外国人がいるということに、また、つよいショックをうけました。その日、私は、彼女の笑顔をみることはできませんでした。
うまく、説明できませんが、このことは、いまでも、何度も何度も思い出すことのひとつです。

ボニーは、別れ際、わたしに言いました。「ユコは、アメリカで英語を学んだでしょ?だから、日本に帰ったら、外国人をたすけてね。」



今回、カフェのメンバーには、ボニーのように、JETプログラムで来日し、京都で働いているジェニファーとサラが参加しています。

チャリティいろいろ

「シカゴの高校生がつくった大震災募金用Tシャツ」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1305621733554.html?_p=1

このニュース、書いてあること、みんなほんとうにそのとおりなんです。
震災後、まだアメリカにいる時、「あなた日本人?どこから来たの?」ではじまる会話は、バス停で、スーパーのレジの列で何度となく交わされ、ほんとうに、たくさんの人が、「がんばってね」って応援してくれました。(私が、実際に被災したわけではないのにも関わらず・・・)
チャリティ・イベントについても、たくさんの企画が今なお、アメリカで展開されています。

こういったアメリカ版チャリティーのいいところは、地元の人同士の関係もつくれる、というところ。 企画もみんなでわいわい。イベントもみんなでわいわい。みんながそれぞれの楽しみ方で、募金を集めたり、募金したり。
わたしは、日本の募金のあり方もすきだけど(コンビニですこしだけど、おつりを入れる、みたいな。)、 いろんなところのいいところを、とりいれたい。




このイラストは、マレーシアで日本に募金を集めるためにつくられたポストカードのものです。京都で留学してたマレーシアの男の子が企画してるのだったかな。

わたしのお手伝いしてるチャリティイベントですが(京都で開催です!)、語学の練習もよし、ただの興味本位でもよし、楽しみ方は人それぞれです。お待ちしてます。 
また、行けないけど、応援してるよ!という方は、このイベントをお友達に紹介してくださることも、大きなサポートです。Thank you for your support.


Bazaar Cafeという場所

今回、Language Cafeに場所を提供してくださるBazaar Cafeについて紹介したいと思います。

バザールカフェは、同志社大学今出川キャンパス近く、旧豊郷小学校などを手がけたヴォーリーズが設計した洋館の1階にあります。天気の良い日は、庭に面した気もちのいいテラス席もあります。
カフェでは、日替わりで、いろいろな国の食事がいただけます。ある日のランチは、韓国料理、またある日は、ブラジル料理、という具合です。日本に滞在する外国人がシェフとして週代わりで母国の料理をつくっているため、レストランでは見かけないような家庭料理が登場するのも魅力です。バザールカフェは、その運営を通じて、就労の難しい人に働く場所を提供しよう、というのがはじまりで、多くのボランティアがスタッフとしてサポートしているのもこのカフェの特徴です。

Language Cafeのある21日は、タイ料理が楽しめると伺っています。(日替わり世界のごはん以外にも、サンドイッチやロコモコがあるので、エスニック料理が苦手な方も大丈夫です。)

このカフェは、私が大学4回生のときに出来ました。在学中には、時に、御所の庭や、このバザールカフェで講義を受けたりしたものです。また、庭の草抜きを手伝ったり、仕込みのお手伝いでひたすらにんにくをきざんだり、お手伝いさせていただいたことも、今ではいい思い出です。

バザールカフェは、毎週木曜日から土曜日までの3日間しか営業していません。この機会に、是非、いらしてください。

http://www.oideyasu-kyoto.com/01gourmet-01/002-bazaarcafe.html

Language Cafe をしよう!

1年弱滞在したアメリカから帰国したのは、丁度、震災の5日後でした。成田経由での帰国をよていしていたために、東京についたら、お鮨をたべにいこう!とか、ずっと会ってなかった友達に会いに行こう!と、わくわくしていた帰国は、思ってもみなかった姿の自分の国への帰国でした。(もちろん、当初の予定はすべてキャンセル)

京都に帰って、すぐに連絡をとりあったリサは、フランス人で大学で研究員として働いています。日本語が決して充分とはいえない彼女も不安だっただろうな、このような時に日本にいる娘を、フランスの家族は心配してるだろうな、と思っていた私に、リサは「ユコ、私にできるボランティアはないかな」と言いました。

彼女の気持ちはありがたかったけど、実際のところ、彼女にできそうなボランティアはありません。日本人の私にでさえ、京都にいて、できることはわずかながらの募金くらい。 それでも、彼女のなにかしたい、という気持ちはなくなりませんでした。いろいろとボランティア団体にメールをだしたりしていたようです。

同時に、アメリカから、日本の私を心配するメールにまじって、現地で多くのチャリティイベントが開催されていることを知りました。ベークセールと呼ばれるケーキやクッキーなどのお菓子のバザーが行われたり、Tシャツの販売を通して募金を集める人がいたり、大学の音楽科に所属する学生が行うチャリティ・コンサートもありました。カーネギーメロン大学のビジネススクールの日本人留学生も、チャリティイベントをおこないました。震災のニュースの映像を流し、立ち止まる外国人に英語で解説を行ったり、日本にいるビジネススクールの卒業生とSkypeで話すことの出来るコーナーをつくっていたと聞きました。
どれも、被災地にボランティアとしてかけつけることはできないけれど、日本のために自分たちにできることをしよう、というものでした。大事なのは、アイデアと実行することです。

アメリカでできるなら、京都でだってできるんじゃないかな。 
リサは、フランス語のネイティブだし、英語も話せます。日本には、英語をはじめ、外国語の勉強をしている人、話せるようになりたい人がたくさんいるでしょう。そういう人たちに、募金をお願いして、外国語の練習パートナーになれないかな?それが、私たちがLanguage Cafeを企画したはじまりです。